露出補正とは

露出とは、絞りの開き具合(F値)とシャッターの開閉時間(シャッター速度)のバランスで取り込まれる光の量のことです。
カメラが判断した明るさと撮影者の希望する明るさが食い違う場合があり、それを撮影時に調整することを露出補正と言います。
露出補正はEVという単位を使います。
カメラが判断した明るさを±0EVとして、それより明るくする場合は+〇EV、暗くする場合は-〇EVと設定します。
ちなみに、+1.0EVであれば取り込む光の量が±0EVの2倍、-1.0EVであれば取り込む光の量が1/2となります。

露出補正した360度画像を比較

リコーの360度カメラシータVを使って、露出補正による明るさの違いを比較してみました。

0EV

まずは露出補正なし(0EV)の360度画像
Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

+1.0EV

露出補正+1.0EV、明るくした場合の360度画像
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-1.0EV

露出補正-1.0EV、暗くした場合の360度画像
Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA