Insta360 ONE Xとは

Insta360 ONE Xは中国の企業であるShenzhen Arashi Vison社が開発した360度カメラInsta360シリーズの一つです。2020年6月時点では製造打ち切りとなっておりますが、特に動画の手ブレ補正や動画撮影後の編集機能の評価がとても高く、アウトドアスポーツシーンでのアクションカメラとしての用途に最適です。一方で撮影の際に肝心な撮影用アプリは、撮影の途中でアプリが落ちてしまったり、そもそもスマートフォンに接続されないといった不具合がこれまで散見されました。しかしそれもファームウェアが随時アップデートされており改善されています。 また、メモリ内蔵型ではないので、自身でmicroSDカードを用意する必要があり、転送速度がUHS-I V30以上のものでないと動画性能をフルに発揮できませんので、この点も注意が必要です。とはいえ動画の手振れ補正は素晴らしいので、アウトドアシーンを中心にアクションカムを検討されている方にはおすすめです。

Insta360 ONE Xの性能

Insta360 ONE X

高性能だが無線トラブルが多い
メーカー Shenzhen Arashi Vision(中国)
発売日 2018/10
寸法 115×48×28mm
重量 約115g
内蔵記憶 -
外部記憶 microSD
外部端子 microUSB2.0(Type-C)
項目 評価
静止画性能 4.5/5.0
動画性能 4.5/5.0
機能性 3.0/5.0
アプリ 1.5/5.0
アフター 1.5/5.0
総合評価 3.5/5.0

Point1

静止画性能

画素数

6080×3040px(5.8K/18MP)

スティッチング(つなぎ目処理)

目立たず綺麗★

撮影モード

オート、マニュアル
リモート撮影、HDR、合成撮影、インターバル撮影、ハイパーラプス撮影、RAW撮影

夜間性能

夜景・星空も対応★

Point2

動画性能

動画画質

5760×2880px(6K):30fps
3840×1920px(4K):50fps
3840×1920px(4K):30fps
3008×1504px(3.1K):100fps

スティッチング(つなぎ目処理)

目立たず綺麗★

撮影モード

オート
リモート撮影、バレットタイム撮影

夜間性能

夜景・星空も対応★

手振れ補正

FlowState手ブレ補正機能

マイク

モノラル★

ライブストリーミング性能

2276x1280px(2.4K):30fps
1920×1080px(2K):30fps
1280x960px(1.3K):30fps
1280×720px(1.3K):30fps

連続撮影時間

最大5分★

Point3

機能性

操作性

アマゾンレビューで高評価

バッテリー性能

交換式バッテリー

連携サービス

google street view

Point4

アプリ

アプリ機能

多彩な撮影モード、編集機能

対応デバイス

PC、スマートフォン

通信性能

Wi-Fi,Bluetooth

バージョンアップ

頻繁

Point5

アフター

日本語サポート体制

日本語対応

情報充実度

ブログ等で豊富

対応アタッチメント

豊富

Insta360 ONE Xの口コミ

ネット上のレビュー・口コミを要約しました。

ポジティブレビュー

Insta360 Oneと比べ、格段に良くなった。凄い!!GoProシリーズと悩みましたが、色合いはGoPro Fusion、画質はInsta360 One Xです。
(2019/3/13)

これまでGoPro6で撮ってましたがInsta360 One X使うと楽過ぎてGoPro6には戻れない(笑) 写りとか一切気にせずに楽な体勢で自撮り棒を持つだけで360度撮れている。家族で出かけたとき、身長差があるのでこどもを枠に納めるのに苦労していましたが、360度カメラなら簡単に全員写ってるので有り難い。しかも自分も写ってる!
(2019/5/12)

本体の液晶パネルで静止画、動画それぞれの設定や確認ができます。携帯性にも優れていて360動画撮影から編集も出来る、とても魅力ある商品だと思います。
(2018/12/29)

別売りの公式アクセサリをロードバイクに装着して映像を撮影しました。しっかり手ぶれ補正が効いており映像は良かったです。
(2019/12/1)

友達や親族で集まった時にかんたんに撮影が出来る。いつもと違う少し変わった動画が撮影できる。スマホアプリでかんたんに加工出来てSNSで共有も出来る。
(2019/7/6)

ネガティブレビュー

トラブルなく長時間の録画をする際は以下2点が必要最低条件となります。
1.V30規格で書き込み速度が速いsdカードを装着。
2.給電ではなくバッテリーにて駆動。
(2019/6/15)

付属のソフトケースの上からシャッターボタンが押されてしまい勝手に撮影されてしまうことが多い。
(2019/1/10)

iPhoneアプリと接続して撮影したいのに接続がしばしば切れる。Bluetoothはほぼ機能しない為、iPhoneで編集する際は写真の取り込み速度の点からでも有線ケーブルが必須だが、iPhone用の接続ケーブルは同梱されなくなった。問い合わせしたところAmazon上で販売すら無いとのこと。
(2019/11/10)

一部のAndroid端末ではうまく動作・接続できません。iPhoneの比較的新しいモデルなど優れたパフォーマンスを発揮できるデバイスだけがサポートされているようです。可能なら購入前に自分のスマホと接続テストしてから購入したほうが無難です。
(2019/4/22)

もともと30分くらいバッテリーで撮影出来ていたが、スキーで使用したところ5分で切れてしまいました。予備バッテリーが必要となりそうです。
(2019/3/1)