GoPro Fusionとは

GoPro Fusionはアクションカメラの最大手GoProシリーズの中で2019年1月現在、唯一の360度カメラです。GoProはアクションカメラをメインにするカメラメーカーなので360度バージョンのGoPro Fusionも動画画質、fps、手振れ補正、防水性能などを重視した製品になっています。360度カメラで人気のシリーズRICOH THETAが静止画中心の性能なのと対照的です。
GoPro Fusionは高い動画性能を誇る反面、価格帯も7万円前後と360度カメラの中での価格帯は高い部類です。また動作には別途SDカードが2枚別途必要(SDカード1枚では動作しません。)なのでその分も価格に含めて考える必要があります。その他にも、撮影した映像を編集・加工するPCも高いスペックが求められます。
360度動画の入門機としてはハードルが高いのでGoPro Fusionは中級者/上級者向けの360度カメラといえるでしょう。

GoPro Fusionの性能

GoPro Fusion

アクション性能が高い360度カメラ
メーカー GoPro(アメリカ)
発売日 2018/4
寸法 74×75×40mm
重量 約220g
内蔵記憶 -
外部記憶 microSDx2
外部端子 microUSB2.0(Type-C)
項目 評価
静止画性能 5.0/5.0
動画性能 5.0/5.0
機能性 2.0/5.0
アプリ 2.0/5.0
アフター 3.0/5.0
総合評価 3.0/5.0

Point1

静止画性能

画素数

5760x2880px(6K/16.6MP)

スティッチング(つなぎ目処理)

目立たず綺麗
水中撮影時はつなぎ目が大きく出ることも

撮影モード

オート、マニュアル
長時間露光撮影、連写撮影、リモート撮影、インターバル撮影

夜間性能

-

Point2

動画性能

動画画質

5228×2624px(5.2K):30fps
3000x1504px(3.1K):60fps

スティッチング(つなぎ目処理)

目立たず綺麗
水中撮影時はつなぎ目が大きく出ることも

撮影モード

オート
リモート撮影、スローモーション撮影

夜間性能

-

手振れ補正

強力な手振れ補正

マイク

4ch

ライブストリーミング性能

なし

連続撮影時間

-

Point3

機能性

操作性

中級者・上級者向けの操作性能
編集PCに高スペックが必要

バッテリー性能

交換式バッテリー

連携サービス

-

Point4

アプリ

アプリ機能

オーバーキャプチャ編集

対応デバイス

PC、スマートフォン

通信性能

Wi-Fi+Bluetooth

バージョンアップ

頻繁

Point5

アフター

日本語サポート体制

日本語対応

情報充実度

書籍、ブログ等で豊富

対応アタッチメント

豊富

GoPro Fusionの口コミ

ネット上のレビュー・口コミを要約しました。

ポジティブレビュー

一般でVRカメラとして使用するには十分な画質でした。
(2020/4/4)

映像の画質がとても綺麗で、360度余すところなく美しく撮れました。
(2019/12/6)

360度撮影して、ステッチング(前後カメラ映像の合成)時にスタビライザーを有効にして編集すると、手振れ補正が強力に効きます。
(2018/4/6)

値段と画質からコストパフォーマンスが良いと思いました。
(2020/9/5)

まるで電子式の3軸スタビライザーで撮っているような映像になりました。
(2018/4/6)

ネガティブレビュー

他のVRカメラや後継モデルのGoPro MAXに比べて重い点が気になりました。
(2020/4/4)

本モデルに限っては、SDカードは前後カメラ分が必要なので2枚必要という点でコストがかさんでしまいました。
(2020/4/4)

iOSアプリでWi-Fi経由の再生は可能なのですが本体にはモニタがないため、読み込んでからの編集となるとかなり時間がかかりました。
(2020/4/4)

専用ソフト(GoPro Fusion Studio)では5Kから360度動画を作成する時に強力なPCパワーが要求されます。ゲーミングPCレベルのスペックが必要です。
(2018/4/6)

PC用のソフトは最適化がまだまだで改善の余地があると思います。早く改善してほしいと思います。
(2018/4/6)