Matterportとは

Matterportは米国のMatterport社が手掛ける、空間を3Dで記録し共有できるバーチャルツアーサービスです。
主に不動産会社や建設業、博物館などの施設を中心に採用されています。
3Dで空間を作れることが特徴で、RICOH THETAやMatterport社のレーザースキャナーを用いて空間を撮影します。
3Dでの空間記録により、測距に活用することが出来ることは他のサービスにはない大きな特徴です。 ただし、3D空間のバーチャルツアーを作るためには、1.5mほどの間隔で撮影をする必要があるため、撮影枚数は多くなり、結果的に撮影時間は長くなります。またMatterportの性質上、窓や鏡があると誤って空間が認識されるため、撮影後に手動でマーキングをする必要があります。
不動産物件の紹介や中古車の内装撮影の用途で活用したい方はTHETA360.bizを、測距など特殊な用途の方はMatterportという形で使い分けた方が良いでしょう。

Matterportの特徴

Matterport

米国発の3D空間ソリューション
メーカー Matterport(米国)
無料プラン 有り
初期費用 0円
月額費用 $9.99(約1,050円)~
撮影アプリ 有り
項目 評価
価格 5.0/5.0
表示形式 5.0/5.0
作りやすさ 2.5/5.0
機能 4.5/5.0
アフター 3.0/5.0
総合評価 4.0/5.0

Point1

価格

無料プラン有無

有り

初期費用

0円

月額費用

$9.99(約1,050円)~

Point2

表示形式

2D/3D

3D

ツアー機能

有り

Point3

使いやすさ

所要時間

1.5mおきに撮影していく必要があるため、広い空間では時間がかかる

アプリ

専用アプリ有り

Point4

機能

3Dモデル

360度写真から立体の3Dモデルを生成出来ます

平面図表示

3Dモデルを上から俯瞰することで物件の平面図を確認出来ます

測距

3Dモデル上で線を引くとその間の距離を測ることが出来ます

Matterportの口コミ

ネット上のレビュー・口コミを要約しました。

ポジティブレビュー

360度写真の用意さえできていれば簡単に3D空間が生成出来ました。
(2020/6/5)

距離情報が必要な際に、多少の誤差はあれど大体の目安が分かったので助かりました。
(2021/1/30)

ネガティブレビュー

バーチャルツアー作成に必要な360度画像が多いため、撮影が面倒に感じた。
(2020/10/1)

窓や鏡の情報はクラウド側で認識できず手動で入力が必要です。手動入力まで考慮するとバーチャルツアー作成が少し手間に感じました。
(2021/2/22)

Matterportの撮影におすすめの360度カメラ

RICOH THETA Z1
高画質360度カメラ
メーカー RICOH(日本)
発売日 2019/3
寸法 48×132.5×29.7mm
重量 約182g
内蔵記憶 19GB
外部記憶 -
外部端子 microUSB3.0(Type-C),MIC端子
項目 評価
静止画性能 5.0/5.0
動画性能 4.5/5.0
機能性 4.0/5.0
アプリ 4.0/5.0
アフター 5.0/5.0
総合評価 4.5/5.0